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訪ねてくる祖父母に優しい家作り

Posted on 9月 9th, 2014 by マードック鈴木  |  コメントは受け付けていません。

住まいを新築する時、玄関アプローチは、外から見える住まいの顔と言える場所です。道路から玄関に至るまでの空間は、単に、外観をよくするだけでなく、家族が住まいから道路に出る場合、玄関からすぐ、道路へ飛び出してしまうのを防ぐ空間でもあります。その玄関アプローチは、タイルや乱形石を張ったり、木を植えたりします。もし、つまずいたり、滑って転んだりしたら、大変なことになってしまいます。

私の友人が住まいを新築する時、住まいだけでなく、玄関アプローチにこだわりがありました。玄関アプローチは、あまり広くはなく、道路から玄関まで少し高低差もあります。最初は、3段程度の段差を設けようと思っていましたが、将来のことを考えたら、ゆるやかなスロープにする方が良いと言われました。業者さんにお願いして、段差を設けず、ゆるやかな傾斜にしました。ずっと憧れていたのは、ナチュラルで、可愛い門柱を建てて、そこから、タイルを張り、玄関のそばには、シンボルツリーを植える、カントリーな雰囲気のものにしたいと思いました。しかし、タイル張りにして、雨の日につまずかないか、心配でした。業者さんに相談したところ、滑り難いように、表面にざらざらの加工をした外装用のタイルを紹介してくれました。そのタイルの道の横に、ステンレス製の手摺もつけました。

実は、御主人のご両親がよく訪ねてくれますが、義父は少し足が悪く、杖をついています。少しでも、楽なようにと、手摺をつけました。家族は、若くて、元気であっても、訪ねて来てくれる人のためにも、バリアフリーというのは大切なのだと思いました。玄関アプローチと玄関の間にも段差を設けず、引き戸を採用しましたので、広く開放することもできますから、義父を介助しながら、玄関を入るのに、とても便利です。