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廊下のない家

Posted on 9月 20th, 2018 by マードック鈴木  |  廊下のない家 はコメントを受け付けていません。

限られた家の中を最大限に活用できるようにするには、デッドスペースを生まないことが一番です。そこで最近では廊下のない家が増えているのです。今までは当たり前のように設けられていた廊下ですが、この廊下をなくすことで、他の部屋をより広く確保することができるのです。

そのため空間を最大限に有効活用することに繋がるのです。また、廊下を設けることで空間が細分化されてしまい、家の中の視界も遮られてしまいますし、空間の繋がりを得られなくなってしまいます。そこで廊下をなくせば空間の繋がりをしっかりと確保することができ、視界が奥にまで繋がることで広さや開放感を得られるようになるのです。特に狭小住宅では廊下があるかないかで家の使い勝手や家の広さが驚くように変わってくるのです。

我が家の新居にも廊下がありません。一体感のあるLDKに隣接する形で和室が設けられていますし、このLDKからトイレや洗面室、そして二階へと上がるようになっているのです。廊下がないことで空間を広々と確保でき、空間も有効活用しやすいです。また、階段を上がった二階にも廊下がありません。二階ホールが6帖ほどの広さがあり、ここをファミリースペースとして利用しています。二階の各部屋へはこの二階ホールから行き来をするので階段が必要ないのです。

このような間取りで一つ気を付けなければならないのが、LDKや二階のホールが通路の役割も果たすようになるので、キッチンでくつろいでいる人の邪魔をしない場所に動線を確保したり、テレビの前をいつも人が行き来をするとゆったりくつろぐこともできません。最適な場所に動線を確保しておくことも計画しておく必要があります。廊下のない家の魅力を最大限に感じられる家造りもいいと思います。

廊下の間取りと動線

Posted on 5月 20th, 2015 by マードック鈴木  |  廊下の間取りと動線 はコメントを受け付けていません。

住まいを新築する時、当たり前のことですが、LDKや水回りやプライベートルームといった居住空間を中心に、間取りを考えていきます。
しかし、間取りによっては、廊下を長く取ることになったり、階段を設置する場所が決められたりします。

廊下が長くなればなるほど、住まいの中に、動線しか利用できないスペースを大きく取ることになります。
だからと言って、廊下の幅を狭くすると、普段の家族の移動が不便になります。将来、家族が高齢になって、介護が必要になった時、介助するのも難しいですし、車椅子も利用することができなくなってしまいます。

私の友人が二世帯住宅を新築する時、玄関ホールから真っ直ぐ東側に廊下を伸ばし、その突き当たりに、両親の居間と寝室を作りました。
その廊下の南側には、家族皆がくつろいだり、食事をしたりするLDKを、廊下の北側に、シューズインクロゼット、洗面脱衣所、バスルーム、トイレを配置しました。
両親のプライベートスペースを独立させると同時に、高齢になっても、トイレやお風呂などが便利なようにしました。
そのため、どうしても、廊下が長くなってしまいました。

将来、介護が必要になった時、介助しやすく、また、車椅子が通りやすいように、廊下の幅を広めにしました。
両親の生活動線にしか使わないスペースなのに、結構スペースを割くことになってしまいました。
そこで、廊下の北側の壁を利用して、吊り戸棚を設置してもらいました。
ここに、花器や掛け軸や色紙や家族のアルバムなどを収納しました。
かなりの収納量を確保することができました。

しかし、地震の時に、思いがけず、扉が開いて、中に入っていたものが落ち、散乱しました。花器が割れて、歩くのも危険でした。
廊下は、災害時には大切な避難経路になります。
収納を設けるにしても、充分に安全を考えなければいけないと思いました。